働くママの防災対策になるウォーターサーバーはこれだ!

 

前回お話しした通り、お子さんがいるご家庭での防災対策としてウォーターサーバーはとても役に立ちます。

 

 

 

ウォーターサーバーはいろんな種類が存在し、各種それぞれの特徴があるので、どれが良いのか選びにくいのではないかと思います。

選び方を間違えると防災対策になりません。

 

 

わが家はウォーターサーバーが家庭に普及する前から利用し10年以上経つヘビーユーザーです。

2年毎に利用するウォーターサーバーを変えてきましたので、各種ウォーターサーバーについては、とても詳しいです。

その視点で、どんなタイプがあるか、説明していきたいと思います。

 

働くママの防災対策│ウォーターサーバーの設置タイプ

 

 

ウォーターサーバーをよく目にするのは、お店やクリニック、オフィス内だったりすると思います。

それらの場所は利用者が多いため、ロングタイプと呼ばれる背の高いタイプが主流ですので、パッと思い浮かべるウォーターサーバーは、ロングタイプである人も多いのではないかと思います。

 

 

【ウォーターサーバー ロングタイプ】

 

 

長年ウォーターサーバーを利用しているわが家もずっとこのロングタイプを利用しています。

ウォーターサーバーの企業によっては、家庭用としてショートタイプというものも存在します。

 

 

【ウォーターサーバー ショートタイプ】

 

 

家庭用タイプとしてコンパクトな設置をコンセプトにしています。

ここで注目して頂きたいのは、全体のバランスです。

 

ロングタイプもショートタイプもお水の量(ボトルサイズ)は同じですので、どちらが安定しているか。

防災対策としてママが考えるのであれば、安定性を第一に考える事が大切です。

 

 

働くママの防災対策│ウォーターサーバーはロングタイプが良い!

 

ショートタイプが倒れてしまう・・・という事ではありませんが、上部にかなりの重量を載せているので足元が長い、ロングタイプの方が、しっかりと支えられる構造であることは否めません。

 

ウォーターサーバーを新規で契約する際、以下の事をカスタマーサービスに確認されます。

 

『ご家庭に安定してサーバーを置けるスペースはあるでしょうか?』
『しっかりとサーバーの足が置ける安定したスペースでなければなりません。設置予定の場所は問題ありませんでしょうか?』

 

 

特にショートタイプを検討する場合は、入念に設置場所を確認され、少しでも幅が足りないようですと、設置の許可がおりません。

例えば、キッチンカウンターに設置しようと考えた場合、ウォーターサーバーのサイズと同じサイズ(数値)ではNGです。

キッチンカウンターの幅の方が確実に広く、ゆとりを持ってウォーターサーバーを置けるようでなければなりません。

上記に掲載したショートタイプの画像も、置いている部分の面積にゆとりありますよね。

このような設置場所でなければなりません。

 

 

イメージしてみてください。

マンションに良くあるキッチンとリビングを隔てるカウンターにウォーターサーバー(ショートタイプ)を設置して、災害時にそのサーバーが落下したら・・・・・。

その下に、ちょうど小さなお子さんがいたら・・・・。

考えただけでもゾッとします。

 

 

今のウォーターサーバー(ロングタイプ)は、スリム化の傾向がありますので、それ程広くないマンションタイプのご自宅でも、ムリなく設置できますから、ママの防災対策としてウォーターサーバーを検討するならば、ロングタイプの方をおススメします。

 

 

働くママの防災対策│ウォーターサーバーロングタイプ2種

 

ここからは、ウォーターサーバーロングタイプについての説明になります。

敢えて「ロングタイプ」とは書きませんが、すべてウォーターサーバーロングタイプとしてイメージしてください。

 

ウォーターサーバーには2つタイプがあります。

 

  • ボトルを上部に設置するタイプ
  • ボトルを下部に設置するタイプ

 

 

 

働くママの防災対策│ウォーターサーバーボトル上部設置タイプ

 

ボトルを隠すタイプとボトルが見えるタイプがありますが、どちらもボトルを上部に設置するタイプです。

 

 

 

 

ウォーターサーバーボトル上部設置タイプのメリット

 

働くママの防災対策でウォーターサーバーを必須と思う私が、こうして説明している真髄になります。

 

ウォーターサーバーのボトルを上部に設置するタイプのメリットは、電気が止まってもボトルに水が入っていればいつでもお水が飲めるという点です。

 

電気が止まれば温度調節は出来なくなりますが、お水を出す事においては電気は使いません。

上に設置してあるお水がある限り、ボタンを押せばいつでもお水は出てきます。

 

 

上記画像下のタイプ(ボトルが見えるタイプ)で12リットル分のお水が入っています。

お店やクリニックなどにあるタイプより少ないですが、家庭用に向いているサイズですので12リットルもあれば十分です。

飲むだけでなくお料理にも使えますから、ライフラインが止まった状態でも、1本ボトルがあるだけで、給水場に行かなくてもしのぐ事ができます。

また水道水ではありませんからお水に不純物が混ざることもなく、いつでもお水はキレイです。

 

 

ウォーターサーバーボトル上部設置タイプのデメリット

 

デメリットはやはり、設置する時が重いという点です。

上記画像(下)のタイプで12リットル分を上に持ち上げなければいけませんから、力のない女性でしたら厳しい方もいるかもしれません。

 

私は問題なくできますが、やはりこの重さが苦痛で、水がなくなりそうな頃はロシアンルーレットのような気分です。

わが家はお水がなくなった人がボトルを交換するルールだからです。

頼めば家族はやってくれますが、その場にいない時などは帰ってくるまで待つのも面倒なので、やはり「今はなくならないで」と思う気持ちが出てきます。

 

 

これを解消するために、ボトルを下部に設置するタイプのウォーターサーバーに変えた事もあったのですが、それでは災害時にはお水が飲めない・・・という事を理解し、次の契約時はボトルを上部に設置するタイプのウォーターサーバーに戻しました。

 

どんな弊害があったのか、続いて説明します。
ボトルも多岐に渡るのでボトルについてはまた別途ご説明しますね。

 

 

 

働くママの防災対策│ウォーターサーバーボトル下部設置タイプ

 

ボトルを下部に設置するとは、下記画像のようなタイプです。

 

 

ウォーターサーバーボトル下部設置タイプのメリット

 

ウォーターサーバーのボトルを下部に設置するタイプのメリットは、ボトルの取り換えがラクという点です。

上部に持ち上げる必要がないので、力が弱い女性でも簡単にボトル交換が可能です。

 

 

 

 

ウォーターサーバーボトル下部設置タイプのデメリット

 

ウォーターサーバーの蛇口(水が出てくるところ)より下にボトルが設置されていますので、水を飲むときにはボトルから電気でくみ上げて蛇口まで給水する仕組みになっています。

 

電気が止まると蛇口まで給水が出来なくなる ということです。

 

正確には、温度調整のためにある程度の水を貯めるタンク(蛇口付近)まで水を引き上げる時に電気が使われます。

このタンクには一定量のお水しか入らないので、いくらボトルにお水があってもライフラインが止まってしまったら、タンク分しか飲む事が出来ないのです。

 

 

わが家の地域は滅多に停電は起こりません。

ですが、たまたまボトルを下に置くタイプのウォーターサーバーを使っている時に、近隣マンションの電気工事ミスで、わが家を含む地域のマンションが停電したことがあります。

多くのタワマンがパっと電気が消えたので、ニュースにもなるほどでした。

この停電は翌日の昼頃まで続いたので、わが家は「水切れ」の状態になってしまいました。

 

その時はたまたま通常の2リットルのペットボトルや500mlのお茶のペットボトルがあったので、惨めな思いはしませんでしたが、この時に「このタイプでは災害対策にならない」と実感しました。

 

ウォーターサーバーの満期契約がまだ半年くらい残っていたので、それまでは使いましたが、こういう経験をしたので、それ以降、わが家のウォーターサーバーは上部ボトル設置タイプしか使っていません。

 

 

 

 

災害なんて起こらない。

 

 

と断言できる日常でしたら、どちらもタイプでも良いかもしれません。

でもそれが断言できる世の中なのでしょうか。

またいつ、大きな地震がくるかわからない今、少しでも参考になれば良いな・・・と思い、私の体験談を踏まえて記載しています。

 

 

「ボトルはどんなタイプがあるのか」など、まだまだ知っておくべき事はたくさんありますので、また次回ウォーターサーバーについて記載していきたいと思います。

 

 

 

 

おすすめの記事